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台湾現地妻による台湾情報ブログ

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国際結婚の結婚式事情と台湾の結婚式

こんにちはUBです。自己紹介の意味も込めて10記事ごとに自信の台湾生活について書いています。振り返ってみたら前回の記事は3か月も前でした。旧正月からコロナで冬休みが延長の上、子供を家でみていたので、なかなか記事を書けなかったというのがいいわけですが、歳を重ねるごとに時間の流れが速くなっていて恐ろしささえ感じる今日この頃です。

 

さて、前回は国際結婚を決めるまでの心境を書きました。

www.nihaotaiwan.net

 

結婚を決めるまではかなり悩みましたが、決心してからは事務的な準備や結婚式の準備に励みました。

事務的な手続きについては10年前と今では必要書類も違うかもしれないので、そちらは詳しく書きません。私の経験が今の方にも参考になる点があるとすれば、国際結婚カップルの結婚式事情についてかな?と思うので、その点について今回は書いてみたいと思います。

 

国際結婚の結婚式事情と台湾の結婚式

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結婚式・披露宴をするかしないか、どこでするか

まず、国際結婚カップルに限らず、結婚式をするのか?しないのか?するならどこで?という問題は結婚に際し意見が分かれるところだと思います。私たち夫婦は「結婚式をする」という考えで一致しましたが、挙式をする場所には悩みました。

結論から言うと、私たちは日本で結婚式を挙げ、それぞれの国で披露宴をしました。

 

日本の結婚式・披露宴

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後でご紹介しますが、台湾の結婚式は結構面倒で、自分たちで準備するようなことがたくさんあります。ですから、日本であげる方がいいという結論になり、日本で神前式の結婚式をしました。私はあまり目立つのが好きではないのと、職場関係のような目上の方をお招きする必要がなかったので(当時私は無職)、普段よりちょっと豪華なお食事会、結婚お披露目会のような式にしました。

 

招待客

日本の式は私の親族と友人と、台湾の親族(義母さんの兄弟など)が15人ほど

 

式の準備

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台湾からの親族も迎えるのであえて和式にこだわり、日本食がおいしい式場を選んだのですが、台湾人親族には生ものが嫌いな方もいました。刺身ではなく焼き魚に変更してもらったり、試食させてもらい、主人とともに台湾人も食べられるか確認しました。

言語の問題ですが、特別に司会者を依頼しなかったので、主人の友達に通訳をお願いし、私たちもできる部分は自分で通訳して、同時通訳方式で式を進めました。

 

台湾の親族に配慮したこと

これも各家庭によって事情は異なると思いますが、家の義母さんは6人兄弟の長女で、その兄弟家族を呼ぶということもあり、「各兄弟家族2人分の旅費を負担する。」ということをしてくれました。本来であれば私たちが出すべきお金ですが、私が義母さんに頭が上がらないのはこういう一つ一つのことが積み重なっているのです。ありがたやありがたや。

日本に来てからのホテル代や、交通費、などは私が担当しました。私の両親も協力してくれ、私の地元を紹介するために観光バスを手配して、式とともに地元観光ツアーも準備しました。

 

 

式より先に妊娠するという痛恨のミスをしてしまい、日本の挙式はつわりがひどく、座っているのも限界な感じで、準備を含めてかなりきつかった思い出です。

 

台湾の結婚式の流れ

 ここで少し寄り道してなかなか興味深い、台湾の仏教・道教の家庭の結婚式についてご紹介します。

1. 新郎家で先祖を拝む

新郎が自宅で祖先に結婚を報告し新婦を迎えにいくことから結婚の儀式がスタートします。

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2. 新婦を迎えに行く

新郎側の親族や友人などが所有する中で最高級の車を準備し、新婦の家まで車3台ほど(新郎側は6人か、10人または6の倍数の人数)で迎えに行きます。新婦の実家が遠方の場合はホテルに迎えに行くこともあります。車が出発する前に爆竹を鳴らし、新婦を迎える車には赤いリボンやハートのマークを付けます。

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3.新郎を歓迎する

新婦を迎える車が家の50メートルほど前まで来たときに、また爆竹をならし、新郎が到着したことを伝えます。新郎が新婦の家に到着したら、新婦側の男性一名がお盆にお茶、オレンジまたはリンゴ2個を持って新郎を歓迎し、新郎はその男性にお礼を包みます。


4.甘いものを準備する

新郎の一行に新婦側は歓迎の意味も込めて湯圓という白玉団子や、竜眼などが入った甘いお茶をふるまいます。


5.新郎は無理難題をクリアする

この時点で新郎はまだ新婦には会えません。新婦側の伴娘という新婦のお世話係(独身の友達に頼むことが多い)が出す、無理難題をクリアし、新婦の父、母の許可が下りたら新婦に会うことが出来ます。これはおそらく腕立て伏せをさせられています。

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6.新婦の父母に思いを伝える

ここで、新婦側の祖先に報告をし、新婦の両親に思いや感謝の気持ちを伝え(日本でいう新婦の手紙の場面)新婦の母がウエディングドレスのベールを降ろします。みんなで泣く場面です。

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7.黒い傘をさして車に乗る

新婦は黒い傘をさしてもらいながら新郎の準備した車に乗ります。

 

8.水をまき扇子をなげる

新婦が車に乗った後、新婦の家族が車に向かって水をまき、車に乗った新婦は車の窓から扇子を投げます。これは、新婦が結婚とともにわがままな気持ちや怒りっぽさを捨て去るという意味があるそうです。

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9.オレンジまたはリンゴをを触る

新婦が新郎の家またはお寺、式場に到着したら、新郎側の男性がオレンジまたはリンゴを差し出し、新婦はそれに触れ、その男性にお礼を渡します。

 

10.新婦が車から降りる

新婦は傘をさしてもらいながら車から降ります。

 

11.新居に入り甘いスープを食べる

新居に入り、なつめや竜眼などが入った甘味を食べます。

 

ここまでが一連の儀式で、これから披露宴に移ります。結婚をする時間は占いによって決められ、ひどい時は夜中から、とかいうこともあるようです。(おそらく今はそんなにこだわらない)新郎新婦だけでなく、準備も結構大変です。というわけでこの工程を私たちは省略させてもらいました。

 

写真は結婚迎娶拜別儀式 全流程(含時間)-下【奔跑少年】推薦婚攝|婚錄|婚禮錄影からお借りしました。

 

さて、話は私の経験に戻ります。

私たちは当時意識していなかったのですが、当時台湾は民国100年の記念の年。さらに、次の年の101年は干支の中で一番人気の辰年辰年の男の子が一番人気の台湾です)ということで、結婚ラッシュでした。

そういうわけで披露宴会場はどこもいっぱいで希望したホテルはどこも予約で埋まっていたので、しかたなく金曜日の夜に披露宴をしたのでした。

 

続けて書こうとも思ったのですが、少し長くなったので、次回台湾の結婚写真と披露宴について書きたいと思います。