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台湾現地妻による台湾情報ブログ

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台湾のコロナウイルス対応について

こんにちはUBです。台湾のコロナウイルス対策は刻刻と変わっています。現状をまとめてみたいと思います。

 

 台湾のコロナウイルス対応について

台湾は鎖国状態

台湾の感染者数は3月18日の時点で100人を超えました。3月16日からの今週の感染者のほとんどがヨーロッパ旅行などからの帰国者ということで、台湾政府は鎖国に踏み切ったわけです。

 ヨーロッパ旅行帰りの学生が、登校後に発病し、学級閉鎖になったことを受けて、今学期中の学生の出国も禁止になりました。この学校で3月19日さらに感染者が出たため、休校の措置が取られています。

台湾は4月2日からお墓参りの日と子供の日が重なった4連休があり、そこで海外旅行を計画していた人も多かったのだと思います。帰国後に感染者が増えることを防止するための措置かと思います。

 

続いて台湾政府は旅行会社に4月30日までの国外への団体旅行はすべてキャンセルを指示しました。

3月17日には日本を含むアジア各国、ヨーロッパ全土、アメリカの3つの州を感染症アドバイスの最高に引き上げ第3級(警告)としました。

3月19日からはすべての非台湾国籍の入境を制限する」としています。特別な許可を得ている人や居留証がある人は入国できますが、14日間の自宅検疫が義務化されるそうです。

というわけで、外国人をシャットアウトする方針になっています。

今は旅行で台湾を訪れることはできませんのでご注意ください。

 

このような対策を受け、ヨーロッパやアメリカ、アジアに滞在中の台湾人が今日続々と帰国しています。この帰国した人々が感染している可能性もあるので、まだまだ台湾も安心できる状況にはないと思っています。

 

おそらくそのような状況も鑑みて、今日(3月19日)新北市の市長が市のスポーツセンターや博物館の14日間の休館を発表しました。

 

毎日状況や政策が変更されるので、ニュースやネットでの情報収集は欠かせません。

 台湾はワクチン開発のためアメリカに協力するというニュースもありました。

 

 

台湾の感染対策の責任者陳時中さん

日本では台湾のデジタル大臣オードリー・タンさんが有名になっています。いち早くマスク購入のシステムを整えてくれたタンさんも偉大です。毎日ニュースをチェックして思わずツイートしてしまったのですが、台湾の感染対策で一番活躍されているのがこの陳時中さんです。

台湾で今一番有名といっても過言ではありません。台湾人は陳さんを信頼し、「彼なら台湾を守ってくれる」とかなり信頼されています。台湾は今民進党政権で中国寄りの国民党政権からは批判もあるのは確かですが、感染源が追跡できない感染者が発生していない現状を見るとやはり台湾政府はよくやってくれているといえると思います。

 

台湾にいて感じる政策の速さ

私が知る限り、台湾人は行きあたりばったり的なことが多く、日本人的にはそのことに救われたり、イラっとする種になったりもします。そんな台湾人の性格が今回はとてもうまく働いている気がします。とりあえずやれることはやり、随時細かな修正を加えていく、という姿勢です。週末にヨーロッパ方面からの帰国者が発病したのを受け、週初めには対策をとるというスピード感は素晴らしいと思います。臨機応変に対応できるという国民性は台湾人の強さだと感じています。

 

インターネットのコメント欄を見ていると台湾政府を絶賛し、日本政府を酷評している方もいらっしゃいますが、その批判は正しいかもしれませんが、国の大きさが違うので、日本と台湾を単純に比較することはできないと思っています。規模が小さな国だからこそできうる対策もあると感じる部分もあります。


台湾人の民度の高さを再確認 

台湾人は結構適当な人が多く、「大丈夫」「なんてことない」が口癖のような人が多いです。細かいことを気にしない人が多いとも言えます。それがこの新型コロナウイルスに対しては違います。もちろん例外はありますが、街ゆく人の8割はマスクをし、消毒に気を遣い、予防策をとっています。病院、ホテル、レストラン、規模の大きなオフィスビルではサーモグラフィーの設置や、検温、手指消毒が実施され、今の感染予防策に対する神経質さはおそらく日本人と変わりありません。そういう個人の努力があってこその、台湾の現状という気がします。