こんにちはUBです。今台湾は鎖国状態に入っています。台湾の感染者も毎日増加していて感染管理の病院の陰圧室は7割が埋まっているそうです。病院で勤務されている方、本当にご苦労様です。醫護人員真是辛苦了。
と、前置きとは全く関係がないですが、今日は日本にいたときは全然知らなかった「青パパイヤ」をご紹介しようと思います。日本にいて台湾が恋しい方が、南国の物を食べて気晴らしになればうれしいなと思います。
ダイエットに美肌に!女性の味方:青パパイヤの料理
なぜ、突然青パパイヤを語りだし方というと、出産後の坐月子のご飯で、よく青パパイヤのスープが出てきて、そのとき初めて青パパイヤを食べました。家のお義母さんは青パパイヤを買う習慣がないので、そういえばどんな味だったかな?と思い買ってみたのでご紹介です。
台湾の産後ケア坐月子について書いた以前の記事はこちらです。
青パパイヤは「青木瓜」
台湾はパパイヤは一年中収穫できます。パパイヤは「木瓜(mùguā)」と言います。フルーツとして食べられるのは黄色く売れたパパイヤで、これを一般的に「木瓜」といいます。青パパイヤとは、熟れる前の緑色のパパイヤのことをいい、「青木瓜(Qīng mùguā)」と呼ばれます。台湾というより、タイなどの東南アジアでもっと盛んに食べられていますね。
青パパイヤのは女性にうれしい栄養がたくさん
なぜ、青パパイヤは出産後に食べられるか?それは青パパイヤの女性ホルモンの分泌を促し、母乳生成を促進する効果があるそうです。その効果は、乳腺の発育も促すということで豊胸の効果もあるとか。低カロリーでビタミンCも豊富、さらに糖質・脂質・タンパク質を同時に分解する酵素を含んでいるので、ダイエットや美肌、アンチエイジングにも効果があるので、女性に大変うれしい食べ物なのです。
ただし、妊娠中の方やアレルギー体質の方は食べない方がいいですのでご注意を。
パパイヤの調理例3選
青パパイヤの処理
まずは青パパイヤの下処理から。中はこのようになっています。黄色いパパイヤの種は黒いですが、まだ熟してないので、種は白くなっています。ピーラーや包丁で外の緑の皮をむき、中の種を取って実の部分を食べます。生で食べる場合は塩もみしてアクを抜く必要があります。また、パパイヤの酵素がとても強く、素手で切ると手が痛痒くなるので、手袋を装着して処理することをおすすめします。
私は青パパイヤの調理初体験だったので、何も知らずに切り、痛かったので後から検索して知りました。
レシピ1:青パパイヤのサラダ
パパイヤの酵素やビタミンCの効果を期待するなら、 熱で分解されないようパパイヤを生で食べるのがいいと思います。
藤井21さんのレシピがおいそうだったのでリンクさせていただきました。
食感は大根のようですが、辛みもなく、シャキシャキしておいしいです。
レシピ2:青パパイヤのパッションフルーツ和え
これは台湾ではよく見かける前菜的な料理ですが、これが青パパイヤだったと初めて知りました。シャキシャキとした食感とパッションフルーツがさわやかでこれからの季節にピッタリなお料理です。
私はまだ作ったことがないので、私がいつも使っている台湾版cook pad的な愛料理のfloraさんのレシピをご紹介させていただきます。中国語なので、翻訳しますが、中国語が読める方はリンクをご参照ください。
材料
青パパイヤ 250g
パッションフルーツ 3個
砂糖 25g
塩 大さじ2
レモン汁 小さじ2
①青パパイヤの皮をむき、薄く切ります。
②パパイヤに塩をして塩もみします。
③水で洗います。
④水分を切り、砂糖とパッションフルーツとレモン汁を入れ和えます。
⑤冷蔵庫で一日冷やし、味がなじんだら完成です。
※砂糖は少しずつ味を見ながら入れ、お好みの味に調節してください。
※味を入れるために重しをしてもいいです。
鶏と青パパイヤのスープ
私が今回作ってみたのは鶏と青パパイヤのスープです。と言っても電鍋のスイッチを押しただけの適当料理です。青パパイヤは食感は冬瓜にも似ていますが、ほのかにフルーティで低カロリーなのにお腹にたまり、ダイエットにもいいと思いました。
材料
骨付き鶏肉 台湾では骨付きもも肉2本分
(日本では手羽元や手羽先を使っていただくと便利かと思います)
青パパイヤ半分
酒 50㏄
干しシイタケ 2~3個
お好みで棗10個ほど
お好みのスープの素(ガラスープや味の素など) 少々
塩 適量
作り方
①干しシイタケは戻しておきます。棗は洗って真ん中に切り込みをいれます。パパイヤの皮をむき、種を取ってお好みの大きさに切ります。
②電鍋の内鍋に鶏肉と水と酒を入れて、外側に水を1カップ入れて電源を入れます。お鍋で作る場合は水を沸騰させて鶏肉と酒を入れ、20分煮ます。
③電鍋のスイッチが切れたら、戻してお好みの大きさに切った干しシイタケとなつめ、パパイヤを入れ、また外側に水を一杯入れてスイッチを押します。
お鍋の場合には、干しシイタケや棗、パパイヤを入れて20分煮ます。
④電鍋のスイッチが切れたら、スープの素少々と塩をして味を見ます。(骨付き肉を使用している場合にはスープの素を省略しても大丈夫です。味見をしてみてお好みの味にしてください)さらに外側に1杯の水をいれてスイッチが切れたら完成です。
鍋で作る場合は塩やスープのもとで味を調えて10分ほど煮たら完成です。
※長く煮る目的は鶏肉がほろほろに柔らかくなることなので、圧力鍋で煮てもいいと思います。
※電鍋は放置しておくだけなので、3回に分けて入れていますが、初めから干しシイタケや棗をいれても全然問題ないと思います。私はただ単に毎回干しシイタケを戻すのが毎回間に合わないのでこの順番で作っています。
※あれば干し貝柱を入れると鶏肉のスープが格段においしくなります。
楽天で青パパイヤを取り扱っているお店がたくさんありましたのでリンクしておきます。ぜひ青パパイヤをお取り寄せして、南国気分をお楽しみください。