こんにちはUBです。
新竹の旅の最後です。
新竹県:北埔老街と富興茶業文化館
北埔老街
昼食は北埔老街で食べました。北埔老街は以前にご紹介したので、以下をご参照ください。
この日はトマト狩りの後大雨が降り、老街に着いたときは土砂降りの雨でした。車いすの人と一緒の旅行だったので、予定していたレストランは諦め、駐車場から一番近い「福美軒飲食店」というレストランで食べました。
レストランで料理の写真を撮るのをすっかり忘れたので、詳しくは省略いたします・・・。客家料理のお店です。こちらのレストランの胡椒鴨がとてもおいしかったです。これはおすすめです。安くて料理が出てくるのも早くて、いいレストランでした。
全くおいしさが伝わらない、肝心の胡椒鴨も映っていない写真ですが…料理の感じはこんな感じです。
福美軒飲食店基本情報
電話番号:03-5801099
営業時間:平日 10:30~13:30
土日 10:30~19:00
胡椒鴨は台湾の楽天でお取り寄せできます。興味がある方はお試しください。
(写真は楽天からおかりしています)
時光竹寶盒–北埔鄉 福美軒飲食店 客家糊椒鴨 | OTOP台灣地方特色產品館 - Rakuten樂天市場
新竹峨眉郷:富興茶業文化館
次に向かったのは新竹峨眉郷の富興茶業文化館です。
富興茶業文化館は奥まった路地の中にあります。100年以上の歴史がある建物の中に、お茶の製造に使っていた昔の農機具が展示してあり、自由に参観できます。雰囲気がよくて見ごたえのある施設です。東方美人茶を試飲販売しています。
この施設では東方美人茶に関するビデオを見ることが出来ます。ビデオでは東方美人茶や新竹峨眉郷の紹介をしています。新竹峨眉郷は東方美人茶の産地です。
新竹峨眉郷の東方美人茶
日本統治時代は輸出用の紅茶の産地として栄えましたが、1980年代には台湾の別な地域の茶葉生産の方が盛んになり、新竹峨眉郷の茶葉生産は衰退しました。ところが、2005年夏の茶葉の品評会で新竹峨眉郷の東方美人茶は、その品質の良さから1斤(600g)=101萬元(現在のレートで約360万円)という破格の値段がつけられました。そこから、新竹峨眉産の東方美人茶は有名になり、高値で取引がされるようになったということです。2019年の品評会でも、特賞の東方美人茶は一斤(600g)=58万元(約208万円)という値段がつけられています。
こちらの施設では無料で茶葉の試飲もできます。なんと一杯500元(約1800円)の価値があるお茶ということです。無料で飲めますので、ぜひお試しください。
ここでビデオを見て初めて知ったのですが、東方美人茶の独特の香りは、茶小綠葉蟬(チャノミドリヒメヨコバイ)という小さな虫が茶葉を噛むことで作り出される香りなのだそうです。虫が噛むことで味が変わることに驚きました。ですから、東方美人茶用の茶葉栽培では、殺虫剤などの農薬を一切使えないそうです。東方美人茶はいろいろな意味で体に良いと知りました。
雰囲気のいいところなので、過去には台湾のCM撮影の舞台にもなったそうです。
近くまで行ったときはぜひ訪れてみて下さい。お茶好きの方にはかなりおすすめのスポットです。
富興茶業文化館基本情報
電話:0988966980
営業時間:9:00~17:00(月曜定休日)