こんにちはUBです。
台湾では昨日8月31日から新学期が始まりました。
わが家でも子供たちの夏休みが終わったので、母としてはやっと解放されたようなそんな感覚です。
さて、台湾では9月から交通に関する法律が少し変わりました。今日はそのことについて書いてみようと思います。
横断歩道では歩行者優先に!!
9月1日から台湾の交通に関する法律が変わります
台湾では9月1日から「路口安全大執法」という交通に関する法律が改正され、新しい規制が追加されました。
大きくは3つの要点になると思います。
横断歩道では歩行者を優先させ、車は一旦停止
違反者は1200元~3600元の罰金
横断歩道を通っているとき、車が突っ込んでくることが多い台湾です。お客さんを載せていないタクシーが何をそんなに急ぐのかわかりませんが、歩行者のすれすれの位置で突っ込んでくるので、危ないです。
今までは信号が青でも安心して渡れない状況でしたが、今日はタクシーでさえ横断歩道の前で一旦停止し歩行者を優先していました。少しは歩行者に優しくなるかもしれません。
信号無視、赤信号の時の右折の罰則強化
違反者は1800元~5400元の罰金
信号無視や赤信号での右折は交通事故のリスクが高いので、罰金も高額になっています。
歩行者の横断歩道以外での道路の横断の禁止
違反者は300元の罰金
はっきり言って台湾の人は横断歩道を渡らず、ショートカットしようと車道を横断する人が多すぎます。足が悪いような年配の方が横断歩道を渡らず突然車道を横切っていて車の陰から出てきたりするので、びっくりします。本当に危ないです。
300元の罰金が有効かはわかりませんが、このように法律で定められたことで少しは状況が改善されるといいと思います。
9月1日から9月30日の期間は特に取り締まりを強化するそうです。
最近家では停車禁止の赤い線(紅線)に停車して罰金を払い、バス停の10m以内で停車して罰金を払い、停車禁止の紅線に停車して車をレッカー車(托吊車)で運ばれてしまったり(すべて主人の運転ですが)、台北市では以前より取り締まりがかなり厳しくなっていると感じます。
赤いレッカー車で容赦なく荷物配達の車や高級車が運ばれていくのもよく見かけます。(駐車違反はレッカー車で運ばれていき、指定の場所まで取りに行かなければなりません)
取り締まりが強化された分、台北では以前よりも交通マナーが少し改善しているようにも思います。法律の改正でもう少し歩きやすい街になることを期待します。