こんにちはUBです。
だらだらと書いている屏東・高雄の旅行記の続きです。
私は台湾の伝統市場がデパートより好きなので、家族旅行に行くとその地の市場を勝手に予定に入れさせてもらいます。
今回は長年行きたかった東港市場を目的地に入れました。
屏東:マグロで有名な東港市場
東港市場というと台湾ではマグロと桜エビで有名な市場です。台北で台湾産のマグロのお刺身を買うと東港産と書いてあります。正式名称は東港漁港漁產品直銷中心といい、
華僑魚市場 とも呼ばれるようです。
市場には午後5時ごろ着きました。一般的に台湾の普通の市場は12時には閉めること事が多いですが、東港市場は黃昏市場だそうで、つまり昼頃からお店が開きはじめ、20時~21時くらいまで営業しているお店が多いそうです。
これは絶対ビールに合う!!旗魚黒輪
実はこの旗魚黒輪という食べ物は今まで知らなかったのですが、市場のなかで行列ができていて、ここの名産だと知ったので、主人に並んでもらいました。
一本10元で、10本買うと1本おまけです。地元の人たちも買っていて、主人の前の人は40本(44本)買っていったそうです。
旗魚黒輪
旗魚=カジキマグロ
黒輪=ちくわやさつま揚げのような魚のすり身の加工品の総称。台湾語でオーレン。
おそらく「おでん」からきているのだと思いますが、台湾語風に発音するとおーれんです。
旗魚黒輪はカジキマグロのすり身のさつま揚げ(卵入り)です。
写真がピンボケしていますが、すり身の中に卵(このお店はウズラの卵だと思います)が入っています。
その場で作って、揚げて売っていました。
実は旗魚黒輪はこの旅行中の食べ物で一番おいしかったものです。(私がマグロマグロ騒いでいたから大トロをごちそうしてくれたのですが、それよりもおいしかったなんて言えません)
家族旅行中なので飲みませんでしたが、ビール片手にこの旗魚黒輪を食べたら最高だと思います。
これを食べにまた東港市場に行きたいです…。それぐらいおいしかったです。
東港市場に行った際にはぜひお試し下さい。
東港市場は海鮮レストランがたくさんある
東港市場はとても広く、魚売り場がメインです。魚売り場の横にはレストランも10軒以上ありました。その場で食材を買って、レストランで調理してもらうことも可能です。マグロのお刺身もとても新鮮そうなものが売っていました。
お刺身は台北まで送ってもらうことも可能でした。お刺身好きの主人が交渉していましたが、写真の塊で2000元(約7200円)と言われ、買うか迷っていました。
中とろ?大トロ?相場がわからないので、結局買いませんでした。これ、安かったですか?
この日はきちんとしたレストランで食事をする予約をしていたので(おばさんの希望)市場ではご飯を食べませんでしたが、ごちゃごちゃしたのが気にならない方は市場内でご飯を食べる方が楽しいと思います。お刺身や新鮮な魚介だけでなく、こういうところのやきそば(炒麵)は妙においしいです。
桜エビやら餅やらさきイカやらを勝手に試食しまくる息子です。お店の人に申し訳ないので、少しずついろいろ買う羽目になりました…。
お土産も見られて、台湾の伝統市場の雰囲気も残しつつとてもいい市場でした。高雄市内から車で1時間ほどで着くので、高雄観光のついでにもおすすめです。市場だけでなく付近にはお寺などもあり、近くの港からは小琉球への船も出ています。
東港漁港漁產品直銷中心(華僑魚市場) 基本情報
住所:屏東縣東港鎮朝隆路39號
電話:08-8339969
営業時間:9:00~20:00(お店によって営業時間が異なります)
毎月第一火曜日定休
おまけ
夕ご飯は市場から車で5分ほどのところにある 東昇餐廳というところで食べました。きちんとした正統派の海鮮レストランで、価格設定も高すぎず、落ち着いて食事のできるレストランだと思います。
先ほども書きましたが、今回の旅行の私の第一目的が、「マグロを食べる」でしたので、それを知っていたお義母さんがお刺身をごちそうしてくれました。ちなみにお義母さん自身は刺身が苦手です。
刺身の前にこんもりとある緑のやつはずんだ(仙台名物、枝豆の甘い餡です)なの?と思いがちですが、これはワサビです。盛りすぎでは?というわさびの量、これは台湾ではあるあるです。
東昇餐廳の基本情報
住所:屏東縣東港鎮光復路二段66號
電話:088688323112
営業時間:11:00~14:30
17:00~21:00