こんにちはUBです。
台湾では、コロナの感染者は海外からの持ち込みばかりで、国内発生はしていないのですが、12月1日から「秋冬防疫專案」として、感染予防が強化されています。
生活は特に変化がなく、台湾ではほとんど普通の生活をしています。大人数でのイベントも食事も普通にされています。ただ、最近少し緩みがちだったマスクの着用に関して再度着用を義務化された印象です。
スーパーやデパート、スポーツジム、公共交通機関など、とにかくどこへ行くにもマスク着用が義務化されました。
10月くらいまでは、郵便局に入る際に検温、マスク着用は絶対だったのに、11月にはスタッフが忙しいから体温測定を省略していたり、マスクを着用してなくても咎められずに入ったりする人がいて、だいぶ緩くなったなーと感じていました。(郵便局によって対応が違うと思います)
ところが、12月から改めてマスク着用が義務化されたことで、また厳しく言われるようになりました。
台湾国内でもマスクはかなり出回っていて、簡単に買えるので、マスクを着用することに特に問題はないですが、万が一マスクを忘れるとどこにも行けない台湾です。
昨日ニュースをみていたらMRTの駅でマスクをつけていない人がマスクを着用するように言われ、拒否したため警察沙汰になったという事件があったようです。
マスク一つでこんな騒ぎになるのはまれですが、時々ニュースになるほどの騒ぎになっています。
コロナ関連でもう一つ。
現在の台湾のコロナ感染者は全て海外からの入国者です。そして、台湾に入国するすべての人は14日間ホテルや自宅などで居宅管理が義務付けられていて、部屋や家から外出することは固く禁止されています。外に出たら罰金です。
このニュースは、台湾で漁師の仕事をするために入国したフィリピン人が、ホテルで居宅管理中に、隣の部屋にいる友人から物を受け取るために8秒ほど部屋を出たら監視カメラにより見つかり、罰金10万元(37万円ほど)を課せられた。という話です。
き、厳しい…。
漁師さんの給料がいくらかはわかりませんが、台湾の初任給は3万元、平均月収が4万元ほどなので、この人はたった8秒のために数か月分の給料の罰金を支払わなくてはならくなったようです。
台湾に来た意味…。
と、こんな感じで普通の生活には全く問題ありませんが、違反者には厳しい台湾です。