ニーハオTaiwan

台湾現地妻による台湾情報ブログ

台湾で過ごすの子供の誕生日

こんにちはUBです。

 

台湾にきてから、習慣の違いを感じることは多々ありますが、誕生日についても驚いたことがあります。日本ではお誕生日は「プレゼントをもらう日」ですが、台湾では特に子供たちは、「お友達にプレゼントを配る日」になることです。

 

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子供達が幼稚園に入ってから、小さなお菓子や文房具を持って帰ってくることがありました。「今日はお友達の誕生日だから、誕生日の子が配っていた。」というのです。

カルチャーショックですよね。え、誕生日の人が配るの?と。

 

文化が違えば習慣も違うんだなーと思ったのです。

 

子供たちが自分の誕生日にも配りたがるので、誕生日には簡単なお菓子を準備して学校でクラスの友達に配っています。(お誕生日にお菓子を配っても学校や先生から何か言われたことは一度もありません。その辺はかなり緩いです。)

 

ところがそのプレゼントもまた悩ましいのです。

 

幼稚園の時はお菓子を与えない方針の家庭もあるだろうし、と考えてオーガニックのせんべいにしたりしていました。台湾人は子供にチョコを食べさせないという人(なぜかわかりませんが、チョコは子供に食べさせない人多いですよね?)や、砂糖を控えさせているという親が多いのも知っているので、毎回何を選んでいいかよくわかりません。文房具というのも無難でいいかと思ってます。

     

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上に書いたような理由からある年に子供の同級生へのプレゼントに「ゼリー」を選択したことがありました。そして、ベジタリアンの子が親に確認する前に学校でゼリーを食べてしまったということがありました。そしてその子はその後体調不良で1週間学校を休んだんですよね…。

ベジタリアンの理由も知らないし、直接何か言われてもいないので、体調不良との因果関係も不明ですが、ゼリーの元はゼラチンでゼラチンは動物性の骨や皮を材料にしているので、もしやあの時はゼリーが原因だったのでは…と思いだすのです。もちろんその子が確認せず食べてしまったのもよくないですが、余計なものを渡して体調不良の原因を作ったのだったら申し訳ない。と思うのです。

 

子供達がもらってくるプレゼントの大半はお菓子なのですが、今までで印象的だったのは、手作りクッキー文房具セット(手紙付き)、モスバーガーのこんにゃくジュース一人1本、ケーキ(某カフェの一つ一つ個包装)などがありました。親が気合入っている家は、プレゼントも豪華な傾向があるように思います。

 

「今日誕生日なのよ!」ってみんなに主張するというのが日本とは違う気がします。

 

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社交的な親はクラスのお友達を招待したり、親戚同士で誕生日パーティーを企画するようです。もちろん主役の家がホストになります。ファミリー向けのレストランなどでお祝いをしているのをよく見かけます。

親戚同士では、紅包(お祝い)をもらったら、食事をごちそうするというのが一般的なようです。逆に招待されたら紅包を渡すのが礼儀のようです。

 

私は親同士の交流が苦手なので、いくら子供のためでも子供の友達を招待して誕生日会とかは無理ですね…。無理です。家族でお祝いするので十分だと思っています。

 

家では毎年叔母(義母の妹)が子供たちにお祝いを包んでくれるので、叔母を招待してご飯を食べています。我が家の場合結局ここで親戚がでてくるわけですが…(愚痴)

 

結局最後に愚痴が出てきましたが、台湾では誕生日に友達にプレゼントを配るという習慣のご紹介でした。

 

最近上の子の誕生日でした。子供は9歳。私も母になって9年が経ちました。

上の子の乳幼児期の子育てはまー大変だったので、もう一回同じ子を赤ちゃんから育てろと言われたら迷わず拒否しますが、よくここまで育ってくれたものだとちょっと感動した誕生日の朝でした。