九份行きのバスの終点にある黄金博物館をご存知ですか?九份は観光地として有名ですが、その先にある金石瓜の黄金博物館に行かれる方は多くないと思います。黄金博物館は広い敷地の中に興味深い建築物がたくさんあり、台湾をもっとディープに知りたい方にはかなりおすすめの場所です!!
黄金博物館について
黄金博物館はもと金鉱があった場所
金瓜石は鉱山があった場所で、現在は廃鉱とはなっていますが、金や銀、銅が豊富に取れた場所でした。清朝時代(1890年代)に金鉱が発見されてから、日本統治時代には日本人技術者が多くの人たちを使って発掘を進め、中華民国統治時代の1985年に廃業するまで使われていた鉱脈です。その鉱山があったことを記念して作られたのが黄金博物館です。
もっと詳しく知りたい方は→金瓜石鉱山 - Wikipedia
参観できる施設
(画像:黄金博物館ホームページより)
黄金博物館は博物館の建物だけでなく、敷地内に建物が点在しているのを散策しながら参観するような施設です。
四連棟
日本統治時代の宿舎が残されています。
太子賓館
昭和天皇のために建築された建物。結局天皇が来ることはなかったのですが、今も残されているのを庭から眺めることができます。
黃金館
炭鉱の工具や当時の生活を紹介した記念館です。
ここには220キロ(世界第二位)の金塊が置いてあり、実際に触って写真撮影ができます。
砂金体験
100元で砂金探しを体験できます。
本山五坑坑道體驗
実際の坑道に入ることができます。
その他にお土産屋さんや坑夫食堂というレストランもあります。
鉱物を運ぶための線路が残されていたり、海がきれいだったり、インスタ映えしそうな風景がたくさんあります。
参観の主要時間は1時間半から2時間
園内はかなり広いので、1時間半から2時間くらいは時間をとることをおすすめします。
もしも体験をする場合は30分ほど多く時間をみたほうがゆっくり参観できると思います。
参観料金は大人80元
入館料
80元(12歳以下は無料)
開館時間と休館時間
開館時間:平日 09:30~17:00
土日祝日 09:30~18:00
休館時間:每月第一月曜日(祝日にあたる場合には開館し、次の日が休み)
旧暦の大晦日、元旦、天災で政府が休みとした日は休館
アクセス方法
鉄道+バス
・台鉄瑞芳駅降車後、100Mほど歩き、 瑞芳警察所脇の「區民廣場」から788基隆客運 バス金瓜石行きに乗り、「金瓜石」下車
・台鉄基隆駅から788基隆客運に乗り「金瓜石」下車。
バス
台北から金瓜石:MRT忠孝復興駅2番出口 1062基隆客運バス 終点金「瓜石車」下車。
板橋-金瓜石:965台北客運 捷運府中駅、板橋駅、西門駅、北門または台鉄萬華、瑞芳から乗り、九份を経て「金瓜石」下車
詳しく知りたい方は黄金博物館ホームページをご覧ください。ちょっと怪しい日本語だけど日本語ページもあります。
合わせて行きたい金瓜石付近の観光地
陰陽海
鉱物が海に流れ込み海の色が変わってみえます。
黄金瀑布
銅精錬工場の遺跡
汚染物質があるようで、中に入ることはできませんが、外から眺めることができます。
言わずと知れた九份
ランタン上げと滝が有名な十分
平渓
陰陽海や黄金瀑布は歩こうと思えば徒歩でも行ける距離です。時間を節約したい方はタクシーをチャーターして回ることをおすすめします。
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