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台湾現地妻による台湾情報ブログ

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台湾の小学校の罰則の話

こんにちは。UBです。

 

台湾、台北で2人の小学生を現地校に通わせています。

今日は、子供の通う台北の小学校での出来事をご紹介しようと思います。

 

台湾の小学校の罰則

台湾人の主人が小学校の時代(約30年前)は体罰が当たり前だったそうです。成績が悪い、言うことを聞かないなどの理由でたたかれることとは日常茶飯事だったと言っていました。確かに日本も30年前はそんな感じだったですよね。日本の今はわかりませんが、今台北では先生が生徒をたたくようなことはありません。むしろ学校の授業では、誰かに暴力を振るわれたらホットラインに電話するように教育されています。

その代わりと言っては語弊がありますが、体罰に代わる罰則があります。

 

書かせる(罰寫)

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子供達の通っている小学校の今までの経験だと、「書かせる」という罰が一番頻度が高いように思います。

 

子供が国語の時間に図書館で借りた本をこっそり読んでいるのを先生にみつかったことがありました。その時の罰は、教科書の本文を3回書き写すことでした。

 

息子の友達がバトミントン部で、いらなくなったバトミントンの羽根で遊んでいたら、コーチに怒られ、「部活の道具で遊びません」という文章を200回書かされたそうです。

200回って…。お母さんの方が参ってました。

 

子供がこの前、テストで問題文をよく読んでいないがためにケアレスミスをしたら、その不注意だった部分の文章を10回書けと言われたそうです。

ケアレスミスを直そうと試みてくれたのだと思いますが、点数自体は悪くなかったので、親としては??でした。先生の機嫌が悪かったのでしょうか・・・?

 

こんな感じで、書かせることに意味があるのだろうか?と思うことも多々あります。子供は悪いことをしたとわかり、書かされるのは嫌だからやめようと思う様になるんでしょうか?

 

立たせる(罰站)

立たせるという行為が体罰にあたるのかは微妙なラインだと思いますが、言うことを聞かない子を立たせるというのは台北でもあるようです。家の子は学校で立たされたという報告をしないので、学校で罰として立たせるということはないのかと思っていました。ところが、テレビなどで子供が立たされているシーンを見て、私が「こんなことあるの?」と聞くと「当たり前じゃん」と言い、「立たされたことあるの?」と聞くと、無言になりました。・・・よく、あることのようです。

 

授業中におしゃべりしたらみんなの前で物語を暗唱する

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これは今の子供の担任の先生独自の方法かと思います。

先生は、「授業中におしゃべり」というハンコを作っています。そして、授業中におしゃべりしていた日は連絡ノートに「おしゃべりはんこ」が押されて帰ってきて、その次の日にみんなの前で好きなお話を暗唱するという罰則があります。一晩で物語を暗記しなければならないので、なかなか大変ですが、これはいい方法だと私は思っています。

  

 先生とのトラブル発生時の親の対応

先日学校でこんなことがありました。

小学1年生の英語の授業中に(台湾は小学1年生から英語があり、その英語の担当の先生は担任の先生ではありません)行動が遅いという理由から先生が一人の生徒を怒鳴りつけ、その子の教科書を複数回床に投げ捨てる(生徒談)ということが起きました。

ことが発覚したのは当事者ではない同級生が親に伝えたからでした。当事者の親は全く知りませんでした。まず、その内容が父兄全員が参加している連絡網ライングループに伝わり(もちろんこれでクラス全員の親が知ることとなります)、当事者の親が知ることとなり、その後担任、英語担当教師、親で面談したようです。

ライングループでは教育論が展開されていました…。

 

家の子曰くものすごく怖く、すぐ怒鳴っていた英語の先生はそれ以来全く怒らなくなったそうです。

 

トラブルを起こすと査定に響き給料が下がるのだとか…というのは知人の話なので真偽は不明です。

 

もう一つ。

子供の所属しているクラブのコーチの中に厳しい人がいて、言うことを聞かない子を走らせたり、 時に叩いたり蹴ったり(子供談)ということがあったようです。そのコーチは遅刻や無断欠勤もあり、勤務態度にも問題がある人でした。

コーチの給料は親が支払っているクラブの費用から出されているので、このコーチを罷免するか否かについて検討するため、クラブの親全員が参加する会議が開かれました。

結局このコーチは投票により小学校のクラブのコーチとしては不適切として罷免されることになりました。

 

台湾人は適当だというイメージもあるかと思いますが、子供のこととなると親はかなり真剣です(当たり前ですが)。時にびっくりするほど熱心です。

 

 

先生が怒鳴ったり脅したりするのはどうかと思いますが、トラブルが発覚するとすぐライングループで共有されたり、親が登場する、というのも先生にとってはプレッシャーが大きいといつも思います。そこは台湾人同士なので、私にはわかりえない感覚かとも思います。

罰則の与え方も先生たちが工夫した結果こうなっているのかなと思うことがあります。日本では言うこと聞かない子にはどうやって対処されているのでしょうか。ちょっと興味があります。