ニーハオTaiwan

台湾現地妻による台湾情報ブログ

社交的ではない私が台湾人のママ友と知り合ったきっかけ

こんにちはUBです。

 

台北で日台ハーフの2人の子を現地小学校に通わせています。

あまり書いたことがなかったので、台湾人のママ友正確には知り合いママさんについて書いてみようと思います。

 

社交的ではない私が台湾人のママ友と知り合ったきっかけ

 

結論から言うと、怪しい中国語を話す日本人の私と程よい距離で関わってくれる優しい台湾人ママさん達のおかげで、私は子育てをする上でとても助かっているという話です。

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仕事をしていないとなかなか知り合いが増えない

私は初対面の人とは話せるので、人見知りというわけでもないのですが、仲がいい人ではないと気を遣いすぎてものすごく疲れるので、日本人・台湾人にかかわらずあまり積極的に人と交流しません。ですが、子育てをする上で最低限のママ友というのはいた方が楽なような気がします。ネット上では知りえない子育て情報をもらえるからです。ママのネットワークが大事というのは世界共通なのかな。

 

外で仕事をしていると仕事で同僚に会い、子育てに関わらずいろいろな情報をもらう機会も多いと思います。私も働いているときは台湾人の同僚からいろいろ教わることも多かったです。

ただ、専業主婦になってしまうと台湾人と知り合うというのはなかなか難しいと思います。いや、社交的であればいくらでも知り合えるでしょう。台湾人夫の友達の奥さんという知り合いもできるかと思います。私の場合は挨拶して終わりなわけです。

 

一度MRTに乗っていて、見ず知らずの台湾人のおばさんが、私が子供と日本語を話すのを聞いて「知り合いのお嫁さんが日本人だから紹介してあげる!電話番号教えて!」と言ってきたことがありました。その場では断れず電話番号を教え、社交的でない私はその後の連絡を無視するわけです…。おばさんにとっては完全なる好意です。ですが、そこで友達の輪を広げられるほど私は社交的ではないわけです。おばさんごめんなさい。

 

台湾人の知り合いママがいなかった乳児期

子供が乳児期の頃は台湾人の知り合いママがいない状態で子育てをしていていました。親子館(日本の児童館的場所)に行くようになりその場限りの付き合いのようなことはありましたが連絡を取り合うような人はいませんでした。今振り返ってみると、乳児の頃にいろいろ情報をもらえるママ友がいたらもっと子育ては楽だったのだろうと思います。

その後、ブログを通して知り合った日本人のママ友がいて、そのお友達と仲良くしてもらっていました。でも、そのお友達は日本に帰国してしまったので今は台湾にはいません。

 

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井戸端会議に参加できるようになった幼稚園時代

子供は台湾の現地幼稚園に入園させました。共働きが主流の台湾ですが、自営業の人、専業主婦の人が一定数いて、急いで帰宅する必要がなく、お迎えの時に立ち話をすることがよくありました。子供が幼稚園に入ったばかりの年少のときは全く知り合いがいませんでしたが、徐々に顔見知りになり、帰りに一緒に公園に行って遊ばせたりする知り合いママさんが出来ました。休日に遊びに誘ってもらったりすることもありました。台湾人ママさん達の輪の中に入れてもらっていたという感じですね。

 

 

さらに知り合いを作る難易度が高くなった小学校

残念ながら幼稚園時代に仲が良かったママ友さんとは小学校は別だったので、また新たなママ友との関係を作らなければなりません。しかし、小学校ではお迎えの時間も家庭によってばらばらだったり、幼稚園よりもゆっくり立ち話するというようなコミュニケーションの場はなくなりました。クラスの親が全員参加するライングループがありますが、私はその場では仲良くなりようがありません。

そんなわけで上の子が小学校1年生の時はママ友がいないので、小学校の情報がよくわかりませんでした。主人の小学校時代の常識を参考にしていたという感じです。

男女差別をする気はありませんが、やっぱり母親目線と父親目線にはちょっと違う点があるんですよね…。どうにかママさんと仲良くなる方法はないものか…?と考えていましたが、なんせコミュニケーション下手な上に中国語にも不安がありなかなかうまくはいきませんでした。

 

台湾人ママ友というか知り合いママが出来たきっかけは子供達の習い事

知り合いママさんが出来たきっかけは子供達の習い事です。毎週通う教室で立ち話をしたり、個人的に連絡を取る必要がでてきたので、それで知り合いママを作ることができました。

ピアノ教室で日本通の台湾人ママが積極的に話しかけてくれます。だからといってしょっちゅう連絡をくれるわけではなく、会ったら話すというスタンス。

バドミントン部の友達のママさんがバドミントンの練習や大会に誘ってくれ、連絡を取るようにもなりました。

子供のために勇気をだして同じクラスのママさんに個人メッセージを送り、バドミントンの大会に一緒に参加したことで新しい知り合いママもできました。

皆さん忙しいので、用事がなければlineのやり取りなどはしませんが、ときどき会うたびに先生情報や勉強情報、学校情報をくれるので、本当に助かります。その距離感も私にとって本当に心地がいい関係です。時に台湾人の主人とは真逆のことを言っていることもあり、やはりママさんの情報網というのは大切だ。と思うのです。

世間話をする女性のイラスト

社交的ではないとはいえ勇気を出すことが必要

「勇気を出す」というのは私にとってはなかなかハードルが高いです。しかし、私が日本人な上にコミュニケーション下手なせいで子供達に悪影響が出ないようにと頑張らなければならない場面もあるような気がします。

子供が成長するにつれて、休日にも遊びたいお友達もできました。親同士で個人的にコンタクトをとる場面も出てきました。そんなとき私が障害にならないようにしなくてはと思わされることもあるわけです。

そんなわけで、社交的ではないという言い訳が通用しないな、という場面で勇気をだすことで、台湾人のママさんとお知り合いになることができました。

 

はじめはラインを使ってやり取りすることが多いですが、中国語を使ってコンタクトを取るため、文法に間違いがないかから主人に確認してもらいます。

連絡を全て主人にお願いすればいいと思われるかもしれませんが、「ママ同士」というのがポイントです。家の主人から相手の奥さんに連絡して向こうの旦那さんに変な誤解をされても困るし、いちいち主人を通して連絡するのは面倒くさいというのもあります。

幸いなことに今まで日本人だからという理由で連絡を拒否されたことはありません。メッセージではなく、実際に挨拶しているときなどになんとなく避けられていると感じたことはあり、そのような人とはできるだけ関わらないようにしているからかもしれません。

 

台湾人の知り合いママさんと知り合うときに私が気をつけていること

最低限の中国語を習得

日本通で日本語を話せる人もいますが、連絡は基本的に中国語です。もしかしたら英語でコミュニケーションが取れるという人も多いかもしれません。私は英語はさっぱりなので、中国語で会話できるようにする必要があります。

台湾の文化、習慣を尊重する

ときどき日本人的にはどうだろうと違和感がある場面もありますが、暮らしているのは台湾なので、そういう文化・風習・習慣なんだなーと思う様にしています。

やっぱり礼儀は大事

親同士の付き合いですが、初対面の人は「您」という你の敬語を使ってくる人が多いです。中国語が間違っていたとしても、少なくても失礼にあたらないように言い回しに注意しています。

 

社交的な人はすぐにママ友が出来ると思います。それは国も国籍も関係ない話ですが。そして、台湾の人は異質な日本人でも受け入れてくれます。問題はこちら側がどう出るか。そういうことなのだと思います。