こんにちはUBです。
家の子供は台湾で公立の小学校に通わせています。
この前びっくりすることがあったので、ブログにしました。
台湾の小学生事情:子供がお茶を持って帰ってきた話
家の子供は小学生低学年なのですが、授業が終わって迎えに行くと、手にドリンクスタンドの飲み物を持っていました。しかもそのドリンクスタンドのお茶は割と本格的な濃いお茶を提供しているのに、子供が持っているのは「紅茶」。
「え、どうしたのそれ?」と聞くと、「漢字のテストでクラスの20人以上が100点を取ったら先生がドリンクをごちそうするという約束をしていて、20人100点だったから先生が買ってくれた。」とのこと。
冬瓜茶、緑茶、紅茶から選ぶように言われ、子供は紅茶を選んだそうです。クラスの大部分は冬瓜茶を選んだとか。
先生がドリンクをおごる、しかも飲み物の選択肢…
この出来事が私にとってはいろいろ衝撃的でした。すごいな台湾…と。
でも、途中で会った台湾人のママともにもびっくりされました。
「は??紅茶を小学生低学年に選ぶとか先生若い人なの?寝られなくなるじゃん」と言っていました。ドリンクをあげるということ自体も驚いていたので、特に一般的なことではないようです。
先生の考え方によるようですね。
でも、ドリンクスタンドから学校に大量にドリンクが届けられている光景は何度も見たことがあるので、「ドリンクを配る」というのは一般的ではないにしろ、特に驚くべき光景ではないようです。
日本では考えられないことで、びっくりしたできごとでした。
ちなみに、息子の選んだ紅茶は大人の私でも苦いと感じるほど濃かったので、すでに夕方なので、息子には飲まないように言い(カフェインで寝られなくなったら悲劇なので)翌日の朝にミルクティーにして飲みました。
テレビを見ながら給食を食べる!?!?
ついでにいろいろびっくりした出来事を紹介します。
子供の先生は、すごくきっちりしていて、字が汚いと算数なのに減点するような真面目系な先生なのですが、食べ物に関してはアバウトです。
例えば
給食はテレビを見ながら食べさせる
事あるごとにお菓子をくれる
日本人の私にとってみると衝撃が大きいことばかりです。
先生は給食の時間にテレビをつけてくれるそうです。家の子は、一度にいろいろできないタイプなので、テレビに集中すると箸が止まります。ですから、給食をほとんど食べずに片付けになってしまうこともあるようです。
最初はほんとうにびっくりしましたが、そういう文化もあるのか、と受け入れています。
小学校の先生がハイチューをくれるというのは、虫歯を気にしている親、砂糖を控えている親にとっては発狂ものだと思うのです。(ちなみに私はびっくりしながらも子供が楽しければいいかと思っています)
子供によると、親に甘いものを制限されている子は、「私は甘いものが食べられません」と自ら断るそうです。
!!
なんとできた子がいるのでしょうか。
そうか、そんな風に教育できる子もいるのかとそっちにも衝撃でした。
ちなみにこれは本当に先生の考え方によるんだと思います。
そんなこともあるのか、とどこかの誰かの参考になれば幸いです。
もうすぐその先生ともお別れなので、新学期新しい先生に変わったら、また別な文化に会えるかもしれません。