最近近所のフルーツ屋さんで見かけた牛奶果(niúnǎiguǒ)という果物。在台9年目で初めて見ました。どんなフルーツだろうと食べてみて調べてみました!
「牛奶果」の基礎知識
「牛奶果」の直訳は牛乳フルーツ!
「牛奶果」の「牛奶(niúnǎi)ニョウナイ」は中国語で牛乳の意味で、「果(guǒ)グオ」はフルーツを指します。つまりは「牛乳フルーツ」ということです。「金星果(Jīnxīngguǒ)ジンシングオ」「金星フルーツ」または「星蘋果(Xīng píngguǒ)シンピングオ」「スターアップル」ともいうそうです。
牛奶果の日本語名は「スターアップル」
日本語では「スターアップル」。和名では「スイショウガキ」というそうです。
その他「カイニット」「ホシリンゴ」「ミルクアップル」などたくさんの呼び方があります。
牛奶果の原産国は・・・
スターアップル(学名Chrysophyllum cainito)は、中央アメリカや西インド諸島など熱帯の低地を原産とするアカテツ科の樹木である
(Wikipediaより)
ということで、熱帯地域ではよく栽培されているフルーツのようです。
牛奶果の台湾での産地と季節
台湾では台湾中部から台湾南部で栽培されていて、収穫時期は3月中旬から4月中旬です。
「牛奶果」はどんな味?
さて、牛奶果についていろいろ調べたところで肝心の中身です。
「牛奶果」の外見はパッションフルーツの様
外見は紫色で、パッションフルーツ(百香果)を大きくしたような見た目です。持ってみるとパッションフルーツよりも柔らかく、ブドウを大きくしたような感じとも言えます。
「牛奶果」を切ってみるとブドウな感じ
一体どうやって切っていいものか迷いましたが、一番無難に半分に切ってみました。
中身は皮に近いほうは紫色がかっていて、中心に近いところは透明に近くなっています。中心に種があります。見た感じはブドウに似ています。
「牛奶果」の味は甘いゼリー?
牛奶果はゼリーのようにプルプルした触感です。ほのかな甘さがあって淡泊な味なので、暑い時に冷やして食べたらいいかもしれません。驚くことにスプーンですくうと白い果汁が出てきました。ここで「牛奶果」「ミルクアップル」と呼ばれる意味がわかりました。果汁が白濁しているフルーツを初めてみたので、なんか妙に感動してしました。
よくフルーツ屋さんや市場に行きますが、9年目で初めて見かけました。もしかしたら中部や南部にお住まいの方やもっと南国にお住みの方にはおなじみのフルーツなのかもしれませんね。まだお試しになったことがなく、見かけた方は試してみて下さい。