こんにちはUBです。
台湾に住んで10年が経ちますが、混乱することがあるのが台湾人の歳の数え方です。
台湾の人は年齢を数え年で表現する
日常の会話の中では、台湾の人は数え年で年齢を表現します。
日本では0歳にあたる年は台湾では1歳、日本の1歳は台湾では2歳…と表現します。
数え年は旧暦の正月に年齢が上がる
日本では数え年で年齢を数えるときには、お正月の1月1日になり一歳年齢が上がります。台湾では、これが旧正月の元日に年齢が一斉に一歳あがります。旧正月なので、西暦でみると毎年違う日に年をとることになります。
例えば旧暦の12月31日に生まれた人は、次の日には2歳になるという計算になります。
台湾ではお年玉にあたる紅包のことを「壓歳銭」といいます。大晦日に受け取ったお年玉を枕のしたに置いて寝ることで、邪気を避けて平和な一年を過ごせますようにというおまじないのような習慣です。
公式な文章では満年齢を使うことが多い
このように旧正月を基準とした年齢表現がされる台湾ですが、公式な書類では年齢を日本と同じように満の年齢で表現することの方が多いです。満年齢を聞いているのか、数え年を聞いているのかがわからないときは生まれた年を確認する方が早いです。
ところが、台湾の人は西暦よりも「民国」という台湾独自の年号を使うことが多いので、これまた注意が必要です。
「民国」について以前書いた記事です。良かったら参考にどうぞ。
ややこしい!
台湾での年齢確認や生年月日表記の際はご注意ください!