日本人からすると、はちまはスポンジや化粧水として活用することになじみがありますが、ヘチマは実は食べられます。台湾では一般的な食材として食べられています。
へちま
へちまの中国語
絲瓜(sī guā )と言います。夏が旬ですが、台湾では一年中売っています。
切った様子と下処理方法
こんな感じで、中に種があります。緑の部分の皮をむいて白い部分のみを食べます。
味
強くはないですが、少し独特の匂いがあります。好き嫌いは別れる味かもしれません。へちまは優しい甘みがあるので、スープにするとおいしいです。
栄養素
老化を防ぐ効果のあるビタミンB群やビタミンCを含んでいます。化粧水になるくらいなので、肌にとっていいビタミンを含んでいます。女性の月経不順改善を助ける効果もあるそうです。
台湾現地嫁UBのへちま料理レシピ
ヘチマとスペアリブのスープ(絲瓜排骨湯)
材料
水 1リットルから1.5リットル
スペアリブ(排骨)大体300~400g:スープの素で代用可
へちま (絲瓜)一本
ショウガ 一切れ
塩 小さじ1杯~
1、スペアリブは洗って30分~1時間煮込む。スープの素を使う場合には沸騰したお湯にスープの素をとかせばOK。電鍋の場合は排骨と水を入れ外に水を1杯入れてスイッチオン。
2、スープに出たあくをとる。
3、へちまの皮をむいて一口大(水分が出ると縮むので少し大きめでOK)に切ってスープに入れ、2~3分煮る。電鍋の場合にはへちまとショウガと塩を入れ、大体100mlの水を追加してさらに煮る
4、へちまがやわらかくなったらショウガを入れ、塩で味を調えて完成。
溶き卵を入れてもおいしいです。
写真は魚丸(魚のすり身団子)を入れました。
ヘチマとハマグリの炒め物(蛤蜊絲瓜)
材料
ハマグリ(蛤蜊) 500~600g 日本で作る場合はアサリで代用可
へちま 1本
ショウガ 一切れ
酒 少々
1、はまぐりは洗って2~3時間砂を吐かせたあときれいに洗います。
2、へちまは皮をむいて一口大に切ります。しょうがは千切りに
3、フライパンに少量の油を中火で熱してへちまを30秒ほど炒めます。
4、はまぐりと酒を少々ふりかけてフライパンの蓋をして蒸らします。(へちまから水分が出るので、水はいれなくて大丈夫です)
5、はまぐりの口が開いてへちまがやわらかくなったら蓋を取り、しょうがを入れて10秒ほど蒸らしたら完成です。
はまぐりから塩味がでるので、塩を入れなくても十分味があります。最後に味見をして足りなければ少量の塩を足して下さい。
ヘチマと卵の炒め物(絲瓜炒蛋)
材料
へちま 一本
卵 2~3個
塩 少々
(お好みでガラスープの素少々)
1、へちまの皮をむいて一口大に切ります。
2、卵を溶いておきます。
3、フライパンを中火で熱してへちまを油を少々入れ、へちまを入れ炒めます。
4、2~3分炒めてへちまが柔らかくなったら少々とお好みでガラスープの素をいれます。
5、最後に卵を溶き入れ卵に火が入ったら完成です。
へちま料理はとっても簡単で美容にもいいしあっさり味で夏の暑い時期にぴったりの野菜です。台湾在住の方はぜひおためしください。台湾旅行でお越しの方はレストランで「絲瓜」はへちまなので、是非チャレンジしてみてください。
沖縄からお取り寄せも可能です。